柚子の収穫を手伝ってきたよ。

ども。

小学生の頃は田植え・稲刈りの手伝いを

やらされてた”だりーが”です。

実家では農作業機械を自前で所有していたのですが、昭和時代は今のような高性能ではなく、まだまだ人間の手が必要なモノだったので、作業要員の1人として嫌々ながらも駆り出されていました。

私が中学生以降になると祖父母がキュウリやイチゴも栽培していたので、手伝うこともありました。

イチゴはつまみ喰いができたので、率先して手伝っていたように思います。

オッサンとなった今では休日には自ら進んで手伝うようになりました。

今回は実家の畑で両親が栽培している柚子の収穫を手伝ってきました。

柚子ってどんな作物?

柚子はミカン科の常緑植物で柑橘類の一種。

日本では古くから奈良・平安時代から栽培されていたようです。

耐寒性が強く、山口県と徳島県には原生林があるそうです。

樹には抹消にトゲがあって、これが刺さるとかなり痛いんですよね。

長靴なんか簡単に貫通してしまいますから、収穫の際は足元に気をつけないとブッすり刺さります。

柚子の果実は皮にたくさんのビタミンCが含まれていて、冷え性や肌荒れに効果があると言われています。

冬場は柚子湯に入るのは理にかなっているんですね。

果汁はカリウム、カルシウムも多く含んでいます。

お鍋のポン酢に加えると最高!ビールがススムくんです。

私の住んでる鬼北町も柚子が特産品なんです。(キジ肉、シイタケもあるよ!)

POINT
地元の商店で柚子の加工品を生産販売している有名なお店があります。
オンラインショップはこちら↓

私の実家のある松野町も、桃・お茶と合わせて柚子を栽培している家が多いです。

柚子の実がなっている様子

柚子の栽培

水はけ、保水性の良い土地であれば土質を選ばない。

最近は田んぼの跡に柚子を植える人がいますが、本来、田んぼは水を貯めるように作られているので、水はけを良くしないと枯れるところがあります。

肥料は3月、10月頃に与えます。

病気にはなりにくく果実は酸味が強いし枝にはトゲもあるから、獣害は少ないようです。

でも、油断すると樹の幹が鹿の食害にあうんですよね。

皮でも喰われると枯れてしまいます。

ウチの両親いわく、獣害(特にサル)の被害もないし手間も比較的少なくて済むらしく、育てやすいようです。

しかし、収穫の際のトゲには悩まされる。

今回、私も身をもって体験しました。

ゴツめの革手袋、腕ヌキを使ってしても身体中に突き刺さる!

中にはヘルメットをかぶるヒトもいるらしいです。間違いない!

この収穫が重労働なんですね。

田舎での栽培が多いので、若い人手が減っており荒れ果てている柚子畑をよく目にします。

最近は農業公社などの農業事業体に委託する人が増えているようです。

実は取らないと次の年に実らないらしく、手間賃を払ってでも収穫をする必要があるんですね。

マイナスにはならないらしいですが、ホント農業って儲からないです。

機械や肥料、農薬などは結構高いし、これは農作物全般に言えることですが天候にもかなり左右されます。

収穫された柚子

まとめ

柚子は果汁をとる作物ですから、果実そのものを食べるのは難しい。

だからミカン狩りのように観光を兼ねての栽培は無理。

私としても将来引き継いだ時にどーななるんだろう?と利用価値を模索中です。

 

林業×柚子・・・・

 

無いか・・・

 

以上、柚子を絞って、アタマを絞っての”だりーが”でした。

あっ!ビールに柚子、入れてみる?