ども。
仕事柄、毎日、山に登る”だりーが”です。
林業の現場といえば山の中。しかも現場から現場への移動距離が結構あります。
多い時には1日に100kmも移動する時があります。
車からも現場まで徒歩で移動するなど、日々、山林を歩き回ってます。
そんな日常を送っていても休日にも山に登るという奇行(?)で、
今回、日本の滝百選【雪輪の滝】に行ってきました。
日本の滝百選【雪輪の滝】の場所は?
愛媛県宇和島市野川。
足摺宇和海国立公園【滑床渓谷】の奥深く、四万十川支流の目黒川最上流に位置します。
宇和島市から北宇和郡松野町にまたがる渓谷。
宇和島市から直接通じる道は無く、松野町から県道270号線を通って行きます。
位置的な理由から観光開発は主として松野町が行ってきたそうです。
松山市から松野町までは車で約2時間30分。
さらに【松野町役場】から車で40分くらいかな?
松野町で他にも有名な観光スポット
【おさかな館】を通り過ぎて目黒方面に向かいます。
どんどん山奥に向かって行く途中には目黒隧道があります。
このトンネル私と同い年なんですよね〜。
【目黒隧道】の目黒側の入り口。春は沿道の桜がキレイ!
おっと!
『猿もつけてるシートベルト』
とな!?
さらに気を引き締めて運転します。
トンネルを過ぎてしばらく坂道を下ると集落が見えてきます。
郵便局がある交差点を右折します。
右折すると左手山裾に【松野町立松野南小学校】が見えます。
こちらは2018年に休校のはこびとなりました。残念。。。
とんがり屋根の時計台がカワイイ【松野町立松野南小学校】
関連記事はこちらをどーぞ↓
あとは道なりにしばらく車を走らせます。
県道270号線を上流に向かって走る。実はこの先の橋を渡ると私の実家があります。
集落から数キロ上流の【滑床渓谷】の手前に【松野町青少年旅行村】の跡地があります。
跡地の手前の渓流に目を向けると【カエル岩】があります。車からも見えると思います。
昔、ここで親父とよく釣りをしたなぁ〜。
中央の岩が【カエル岩】。カエルに見えるかな?デカイ!
ここには釣り堀があるようです。
こちらでは昔からニジマス、アマゴ(アメゴorアメノウオともいう)を養殖してました。
竿と餌セット200円。釣った魚は1kg2,000円で要買上げ。
どんどん上流へ進むと一部の道が狭くなってきます。
クルマ1台の道幅。ケモノ達の急な飛び出し、落石に注意!
【大船岩】が見えると【滑床渓谷】はすぐそこ!
右手の岩が【大船岩】。昔はもっと大きく見えたのに・・・
キャンプ場が見えてきましたよ。
こちらはヒノキの大木の間にキャンプ場があります。
樹齢100年はあるかな?国有林の良質なヒノキで有名です。
ヒノキの大木があるキャンプ場。
キャンプ場を過ぎると川向こうに
【森の国ホテル】が見えてきます。
こちら残念ながら2018年末に休館となっております。
昔、秋篠宮ご夫妻がお忍びで宿泊されました。
まあ、お忍びにはならないくらいの護衛で、気づかない人はいませんでしたけど・・・
森の中に佇む【森の国ホテル】。休館とは惜しい。2019年、近いうちに再開する動きが・・・
日本の滝百選【雪輪の滝】の駐車場は?
駐車場が見えてきました。
一番手前の駐車場。春は桜・新緑、秋は紅葉がキレイです。赤い屋根はトイレ。
一番手前の駐車場を過ぎ橋を渡ると【万年荘】があり、さらに道上奥にも駐車場があります。
【万年荘】に【滑床アウトドアセンター】があります。
こちら【滑床アウトドアセンター】ではアマゴ等川魚の釣りを申し込むことができます。
入漁料1,500円ナリ。
アマゴ3匹分迄代金で1,500円/人。
追加1尾300円別途。
また10cm以下のアマゴは稚魚保全上、リリースして下さいとのこと。
10月〜2月末日は禁漁期間です。ご注意ください。
今回は一番奥の駐車場に車を駐めました。
【万年荘】奥の駐車場。こちらの赤い屋根もトイレです。
ニホンザルが生息していますので車の施錠、窓閉めをしっかりと!
昔、ドアの隙間から侵入されてエライ目にあった覚えがあります。
カバン等の持ち物もしっかり持ちましょう!エサと勘違いしてひったくられますよ!
気軽にサルにエサを与えないように!油断すると缶ジュースも取られますよ!
日本の滝百選【雪輪の滝】への歩道の入口は?
【万年橋】のたもとから【雪輪の滝】に向けて出発します。
今回は上流に向かって左側の歩道から滝を目指します。
渓谷散策にはこちらの登り口を推奨しますとのこと。
【万年橋】から上流へ向けての眺め
探勝歩道入り口。いざ【雪輪の滝】へ!
注意!
自然相手ですから悪天候時には諦めることも重要ですよ!
石段・石畳は大変滑りやすいので足元にご注意下さい。
日本の滝百選【雪輪の滝】への道程は?
さぁ、【雪輪の滝】めざして出発です。
さっそくの見どころを発見!
登り始めてすぐ見えてくる【三筋の滝】
おぉ〜、やっぱり四万十川支流だけあって水がキレイだ!
泳ぐのにちょうどイイ感じの天然プールですね!
さらに足を進めますよ〜!
森林浴をしながらの探勝歩道が続きます。キモチイイ!
道中には立派なヒノキ林が!
樹齢が100年くらい(?)のヒノキ林は珍しいです!必見!(林業従事者だから、わかるのサ♪)
しばし歩道周辺の風景をどうぞ↓
縁起のイイ、赤い実の自生植物【センリョウ】
【河鹿の滝】
ツルツル滑らかな岩肌。これが【滑床】の名の所以か!?
ツルツル滑り台。
こんな大きな岩がゴロゴロ!
さらにゴロゴロ!ツルツル!
途中には数カ所、休憩所があります。
休憩所の一つ。ふぅ〜、一休み・・・っと!
季節によっていろんな草花が楽しめますよ。
春先に紫の花が鮮やかな【イワツツジ】が咲いてます。
景色に気を取られてばかりだとキケンです。
足元にも注意を!
所々に崩れた箇所が!注意しましょう。
急な倒木や落石にも注意!
場所によっては急な階段も!中高年にはキツイ(*_*)
途中、向こう岸に渡る橋がありました。
赤みがかった手すりの【遊仙橋】
橋の中央からはツルツルの岩肌が眺めます。
天然滑り台の岩肌。
う〜ん、やっぱりキレイだ!エメラルドグリーンの水流。
何か潜んでそうな岩のスキマ。
ここから【雪輪の滝】まであと400m。
あと400m。ガンバレ!
ガッチリと根に掴まれた岩。自然散策デートで意中相手の心もガッチリ!?とな・・・
さらにゴロゴロ!
清流サラサラ!
岩肌ツルツル!
途中、車の通れそうな道が・・・
こちらは森林管理署の管理する林道です。
帰りはこちらを歩いて下っても駐車場にたどり着けますよ。
森林管理署が管理する林道。一般車は通れません。
日本の滝百選【雪輪の滝】の景観は?
ついにたどり着いた・・・
下から眺める【雪輪の滝】
滝のすぐ側の川の淵。かなり深い緑色をしてますね。
でで〜ん!
斜め上からの眺め
どーよ、この佇まい!
展望台からの眺め。サイコー!
こちらには最近できた展望台とトイレがあります。
トイレの外観はキレイですが、個室の中はお世辞にもキレイとは言えない状態でした(◞‸◟)
展望台
トイレ
雪輪の滝から奥にも見どころがたくさんあるようです。
滑床渓谷略図
駐車場から【雪輪の滝】までに約1時間かかりました。
ゆっくり写真を取りながらの道のりでした。
今回はここから下山します。
帰りは、登り途中にあった休憩所手前の分かれ道を【万年荘】方面に下ります。
登りの歩道の川の反対側になります。来た道を戻ってもイイですが、新鮮な風景を求めて下ります。
登りからの様子の写真。右が【万年荘】への道。下りでは『左折』になりますね。
帰り道も気を抜かないように・・・
キケンな立木。頭をぶつけないように!
歩道崩落箇所。足元注意!
崖の側を通る箇所も・・・注意!
キレイですね。
絶妙なバランスで挟まった流木。いずれは岩に潰される?
狭いぜよ!
よく見る安全のおまじない?
またまた狭い!
ゆったり泳ぐ様子の川魚たち。見えるかな?
おまけで終盤に待ち受けていたものは・・・
【鳥居岩】
かなりデカイ!
いつ落ちてくるかも分からんバランスです。
大きさが伝わりますかな?
駐車場が見えてきました。
以上、約1時間半の道のりでした。
まとめ
季節によっていろんな景観を楽しめる
【滑床渓谷】いかがだったでしょうか?
今回は日本の滝百選【雪輪の滝】をめざしての散策でしたが、他にも見どころがたくさんあるようです。
アクティブでは春先から夏・秋の水温が比較的温かい時期にはキャニオニングが楽しめるようです。
以上、趣味にも山登りを追加予定の”だりーが”でした。
バックカントリースノーボード、行くか?!