「ありがとう南小学校 目黒の心 忘れない」とうとう閉校の日を迎えてしまった。

ども。

春ですね。

出会いと別れの季節です。

学校行事では卒業式、入学式と忙しいことと思います。

ところで、あなたは小学生の時の校歌を覚えていますか?

卒業したら歌うことはほとんどないと思いますが、これが以外に覚えているもんなんですよね。

六年間も歌い続けてたから染みついているんですかね。

 

先日、私の母校の閉校式に出席してきました。

平成29年度をもって、母校が142年の歴史に幕をおろすこととなりました。

寂しいですが、今後、その校歌が歌われることはないでしょう。

母校が無くなる寂しさ

地元に住んでいないと自分の子供たちは自分の母校に通うことはないので、母校に行く機会はほぼ無いですよね。

普段、接点がないので気にもとめていないのですが、いざ母校が無くなるとわかると寂しさを感じます。

自分を育ててくれた母校。

いろんな思い出がよみがえってきます。

子供の頃の時間って大人のそれと濃さが違うんですよね。

同じ1日でも濃厚な記憶が残っています。

大人になると1年が早く感じるのはそのせいですかね。

だから、小学生の六年間の思い出は細かいところまで覚えているのかな・・・

桜の花が咲いている写真

私の母校は私が5年生の時に今の校舎に建て代わりました。

それまでは昭和32年に建てられた木造の二階建ての校舎でした。

そちらで過ごした時間が長かったので、今はなき校舎でも結構覚えていることがあります。

当時でもかなり古い校舎でしたので、廊下が傾いていたり、冬にすき間風が寒かったし、ボットン便所だったし、二階の廊下を走ると下の職員室から放送で呼び出されたり・・・

いろんな思い出がよみがえってきます。

母校のプールも古いんですが、古いだけではなく変わった形をしているんです。

もともと材木の貯木槽(木を水に浮かべて貯めておいた場所)として使われていたものを改造してプールにしたようです。

ですから、プールの片側が滑り台の坂のようになっています。

材木を入れる時に滑り落ちやすいようなカタチが残っていたんですね。

小さい頃はそれを滑り台のようにして遊んでましたね。

そーいえば、当時は川の水を濾過して使っていたので水がかなり冷たくて、唇を紫色にしながら練習していたのを覚えています。

教室以外の建物で【講堂】がありました。体育館ではなく【講堂】です。

そこで、瓶の蓋をボール代わりに蹴ってサッカーみたいな遊びをしてました。

板張りの床だから蓋が結構滑るんですよね。

熱中しすぎてズボンがテカテカになるまで、床でスライディングして親に怒られてました。

松野南小学校の時計台

現在の校舎は鉄筋コンクリートの建物で、地域のシンボル的な形をしてます。

とんがり帽子の時計台があり、そこに鐘がぶら下がっています。

停電の時は事業の終始のチャイムの代わりに鳴らしていたのを覚えています。

滅多に鳴ることはなかったので、当時はその鐘を鳴らしたくてウズウズしてました。

閉校式の記念碑除幕の際に、最後の鐘が鳴りました。

その音色は地域住民にサヨナラを告げているようでした。

次のステップへ

閉校後の校舎の利用については、まだはっきりと方針は決まっていないようです。

小学校がある地元の目黒部落の上流には、国立公園滑床渓谷があります。

その清流を生かして、夏にはキャニオニングが楽しまれているようです。

そのキャニオニングの拠点としての利用の声が挙がっているそうです。

子供たちがいなくなった校舎に活気を取り戻し、人口減少の歯止めとして地元の活性化の拠点に早く生まれ変わってほしいものです。

活性化の源といえば、南小学校出身のお笑い芸人がいます。

閉校式の当日も来賓として参列して頂きました。

記念としてライブも開催されました。

その芸人はマセキ芸能社所属の芝大輔さんと友繁良宣さんのコンビ芸人

モグライダーです。

芝さんがこの小学校出身なのです。

アメトークでも出演してた人気上昇中の芸人さんですね。イケメンです。

そのトークのなかで田舎ネタがウケていたようです。

まさしく、この学校で生まれたネタですね。

当日のライブでも「目黒あるあるネタ」で会場を沸かせていました。

南小学校出身で初めての芸能人です。

田舎ネタをドンドン発信して、この目黒部落にも元気を分け与えてくれたらと思います。

 

そーいえば、芝さんのご両親もテレビに出てましたね。

『人生の楽園』で梅の栽培をしながら民泊を営む夫婦として出演されてました。

現在、私の両親も芝さんのご両親と同じ組内に住んでます。

家が近かったのですが、芝さんと私は年が離れているので小学校六年間で関わることはありませんでした。

しかし、【超ど田舎】のこれだけ身近な所から芸能人が誕生するとはオドロキです。

今後の更なる活躍が楽しみです。

まとめ

我が国では少子高齢化が急激に進み、人口減少に歯止めがかからない状況になっています。それは特に地方で顕著に表れています。

今回の私の母校の閉校もそのあらわれですね。

日本の社会情勢からして、避けられない運命なのかもしれませんね。

この田舎の自然を活かして少しでも地域活性化に繋がればと思うのですが、どの地方でも抱えている問題であって、なかなか簡単にはいきませんよね。

とりあえずは【キャニオニング】で活性かな?(夏、限定になってしまいますが)

皆さんも一度、

愛媛県北宇和郡松野町目黒に来てみさいや!

以上、林業で地域貢献してる?”だりーが”でした。

タラノメ、コシアブラ、イタドリ・・・林業バンザイ