ども。
歯科技工士の専門学校時代には、よくビデオを借りていた”だりーが”です。
25歳を過ぎてからの専門学校生活は、貧乏で余裕が無かったのでバイトしながら生活費を稼いでいました。
勉強とバイトの忙しさから映画を見る時間が無いながらも、「人生のヤリがい」を見つける為の専門学校での勉強と同じ握力で、
映画にもそれを見出そうと必死な時期でもあったのです。
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結構、借りまくって観てましたが印象に残っているのはそんなには無いんですよね・・・
最近では映画館で観ることも少なくなりましたので、アマゾンプライムにて映画を探してみた次第です。
アマゾンプライムで探し当てた映画は【フローズン・タイム】
パッケージからしてエロい感が出ているので、それに釣られて観た人もいるんじゃないかな?
私は他の映画を観ようと探していたのですが、目的の映画がアマゾンプライムで観れないと判り、
検索を続けていたところに今回の
【フローズン・タイム】が引っかかったのでした。
内容はネタバレするのであまり書いても意味がないだろうし、読書感想文のそれになってもしょうがないので、
俳優のセリフから思ったことを書きます。
とはいえザックリ概要を・・・
ガールフレンドにフラれたショックから不眠症になってしまう画家志望の学生=ベン。
眠れない時間に元カノのことを思い出してしまうが故、その時間をいかに過ごそうかと悩んでいた。
やがてその時間を活かして24時間営業のスパーマーケットのアルバイトを始めるが、そこはダメな若者たちの吹き溜まり。
不眠が続いているベンが限界を超えて不思議な能力が開花。周囲の時間がフリーズしてしまう。
そのフリーズした世界で自分の価値観を見つめ直す。
ちょっと現実離れした話です。
日常と時間の止まった世界を行ったり来たりしているうちに、同僚の女性に恋をしてしまう・・・
その女性は退屈な時間が過ぎ去るのをやり過ごすコツをつかんでいた。
ボンヤリと時間をやり過ごすことだった。
「時計は敵だ」と時計を見ないようにしていた。
そのココロは・・・
見ると時間は進まない!
時計が目に入らないようにする彼女の仕草は可愛らしいものだ。
そんな退屈な日常を過ごしている彼女から出たコトバ。
「人生が1秒しか進まない気がする」
これ分かるわ〜(๑╹ω╹๑ )
退屈な時間を過ごしていれば、そう感じるのはもっともだ。
会議や勉強会の時間がやたら長く感じるのは退屈極まりないからですね。
自分が興味を持つことならアッという間に過ぎ去るのに・・・
彼女も退屈な日常を打破するべく、自分の夢に向かって進んでいった。
「夢を知ることは大事だ。みんな知らずに人生を終える」
このベンの言葉もグサッと刺さった。
小さい頃はみんな夢見てたはずなのに、大人になったらいつの間にか忘れてる。
満員電車に揺られて、あくせく働いて、嫌いな上司のご機嫌をとって、下げたくもない頭を下げて・・・
気づいたら夢なんか知らずに人生終わり。
皆が皆、そーだとは思わないけど人生に違和感を感じているヒトには退屈な時間が多いのでは?
「人生が1秒しか進まない」と感じるのは、ヤリたいことがあればそれはアリガタイことなのだが、
世の中、そーは出来てないんですね。
ヤリたいコトや夢が見つかると時間はアッという間に過ぎていく。
そんなもんだよ、人生は・・・
以上、ヤリがいが見つからないのに一日が早い”だりーが”でした。
オイラの頭皮はさらに早送り?